📊 本日の主要指標サマリー(4月20日終値ベース)
| 指標 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 🇯🇵 日経平均 | 58,824.89円 | +348.99 (+0.60%) |
| 🇯🇵 TOPIX | 3,777.02 | +16.21 (+0.43%) |
| 💵 ドル円 | 158.70〜159.20円 | 横ばい圏 |
| 🇺🇸 NYダウ | 49,447.43ドル | +868.71 (+1.79%) |
| 🇺🇸 S&P500 | 7,126.06 | +84.78 (+1.20%) 最高値更新 |
| 🇺🇸 ナスダック | 最高値更新(13日連続上昇) | 続伸 |
| ₿ ビットコイン | 約75,331ドル(約1,176万円) | -2.30% |
2026年4月20日(月)の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前週末比348円99銭(0.60%)高の58,824円89銭で取引を終えました。前週末の米国株式市場の大幅上昇を好感し、寄り付きから300円超の上昇でスタート。場中には一時59,169円13銭まで買い進まれ、史上初の6万円台が射程に入る展開となりました。
TOPIXも反発し、前週末比16.21ポイント高の3,777.02で引けています。売買代金は活況で、海外投資家の買いが相場をけん引しました。
為替市場ではドル円が158円台後半〜159円台前半のレンジで推移。みずほ銀行の週間見通しによれば、イラン和平交渉の行方が今週のドル円の方向性を左右する見込みです。120日移動平均線が156.6円にあり、これを下回ると円高加速リスクが意識されます。
暗号資産市場では、ビットコインが約75,331ドル(約1,176万円)で推移。前日比2.3%の下落となりましたが、67,000ドルのサポートラインは維持しています。2025年10月の最高値126,000ドルからは大幅に調整しているものの、中東リスクの後退が下支え要因として機能しています。
🔥 注目ニュース3選
1. イラン停戦交渉が大きく前進 ─ ホルムズ海峡開放で原油急落
今週の最大の好材料は、米国・イラン間の停戦交渉の進展です。BBCの報道によると、停戦中のホルムズ海峡が「開放」されるとイラン側が発表。これを受けて原油価格は4月17日に83.85ドル/バレルまで急落し、前日比11.45%の大幅下落となりました。
ブルームバーグによれば、米国がイラン資産の凍結解除を検討しているとの報道も飛び出し、市場ではイラン戦争の終結期待が急速に高まっています。4月8日の2週間停戦合意以降、マーケットは段階的にリスクオンへ傾斜してきましたが、先週末にかけて「最悪期は完全に脱した」との楽観論が広がりました。
野村證券は4月14日のレポートで「中東情勢は遅かれ早かれ収束し、日経平均の年末6万円目標を維持」との見解を示しています。原油価格は戦争前の水準にはまだ戻っていませんが、ホルムズ海峡の航行自由化が確認されれば、さらなる原油安と日本企業のコスト改善が期待できます。
2. 米国株が歴史的高値圏 ─ S&P500・ナスダックが連日最高値更新
先週の米国市場では、ナスダック総合が13営業日連続上昇を記録し、S&P500とともに連日の史上最高値を更新する歴史的な展開となりました。4月17日(木)の終値はダウ工業株30種平均が868.71ドル高の49,447.43ドル、S&P500が84.78ポイント高の7,126.06、ナスダック100も最高値を更新しました。
上昇の原動力は2つ。第一にイラン停戦交渉の進展による地政学リスクの後退、第二にAI関連銘柄の「完全復活」です。SBI証券のウィークリーレポートでは「中東情勢の鎮静化を先取りし、AI周辺銘柄の完全復活も相まって、マーケットは楽観に傾いている」と分析されています。
テスラをはじめとする大型テック株が買われたほか、エヌビディアなど半導体関連も堅調。この米国の強烈なリスクオンが、東京市場にも波及する形で日経平均を押し上げています。日経225先物は18日の夜間取引で59,690円(前日比+890円)まで上昇しており、本日21日の東京市場では6万円を試す場面も想定されます。
3. バトンズ(554A)が本日IPO ─ M&A仲介プラットフォームがグロース市場上場
本日4月21日(火)、M&A総合プラットフォーム「バトンズ」(554A)が東証グロース市場に新規上場します。公募価格は660円、想定時価総額は約30.5億円。主幹事は大和証券です。
バトンズは後継者不在の中小企業と買い手をマッチングするM&Aプラットフォームを運営しており、「事業承継」という日本の構造的課題に取り組む注目企業です。事業承継市場は年間約25万社が後継者問題を抱えるとされ、成長余地は大きいと見られています。
IPO市場は4月に入って活況を呈しており、4月22日にはSQUEEZE(558A)のグロース上場も控えています。地合いの良さもあって、バトンズの初値パフォーマンスに市場の注目が集まります。
🏭 セクター動向 ─ 先週の業種別パフォーマンス
📈 上昇セクター
🔬 半導体・AI関連:イラン停戦期待と米ナスダック最高値を背景に、レーザーテック(6920)が大幅上昇。アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体製造装置銘柄が軒並み堅調。AI投資拡大テーマの「完全復活」が鮮明に。
🏗️ 不動産・建設:金利低下期待と内需回復見通しで買い。三井不動産、住友不動産が堅調。
🚗 自動車:原油安によるコスト改善期待と円安維持で、トヨタ・ホンダなど完成車メーカーが上昇。
✈️ 空運・海運:原油価格急落の恩恵セクター。燃料コスト低減で利益率改善が期待され、JAL、ANAが買われた。
📉 下落・注意セクター
⛽ エネルギー・資源:原油急落で石油関連株が軟調。INPEX、出光興産など。ただし中長期では原油はまだ戦争前の水準より高く、過度な悲観は禁物。
🛡️ 防衛関連:地政学リスク後退で利益確定売り。三菱重工、川崎重工が一服。中東の完全停戦が確認されるまでは、ヘッジとしての保有は有効。
💊 医薬品・ディフェンシブ:リスクオン相場で資金がグロース銘柄に移動。内需系の一部がやや出遅れ。
🎯 今日の注目銘柄3選
① レーザーテック(6920) ─ 半導体検査装置の世界トップ
年初来高値44,940円(4/15)を記録したばかり。EUV半導体検査装置で世界シェアトップを握り、AI・半導体投資拡大の恩恵を直接受ける。新製品投入で業績復調の流れが継続。米ナスダック最高値更新の流れが追い風。短期的には高値更新を狙える位置。ただし、PERは42倍超と割高感もあり、利益確定売りには注意。
② ANAホールディングス(9202) ─ 原油安×インバウンド需要
原油価格の急落は航空会社にとって最大の好材料。燃料費は営業費用の約3割を占めており、原油が10ドル下がるだけで数百億円の利益押し上げ効果がある。さらにインバウンド需要は過去最高ペースを維持しており、中東情勢の鎮静化が国際線の需要回復を加速させる。高配当利回りも魅力。
③ バトンズ(554A) ─ 本日IPO・M&A仲介の新星
本日4月21日にグロース市場上場。公募価格660円。後継者問題というのは日本の構造的課題であり、M&Aプラットフォーム市場は拡大中。吸収金額約5億円と小型案件のため、需給面では初値高騰の可能性がある。ただし上場初日のボラティリティは大きいため、短期トレードにはリスク管理を徹底したい。中長期では事業承継テーマとして注目。
🔮 明日(4/22)の展望とトレード戦略
本日の東京市場は日経225先物の夜間取引が59,690円と、前週末終値から大幅高で引けていることから、59,500〜60,000円のゾーンでの攻防が予想されます。
上昇シナリオ(60,000円突破)
- イラン停戦交渉で追加の好材料(本格停戦合意)が出れば、原油続落→円安→株高の好循環で史上初の6万円台を試す
- 4月20日のNY市場が続伸すれば、東京もギャップアップスタートの公算大
- 野村證券の年末目標60,000円が「早期達成」となるか注目
下落シナリオ(58,000円台前半へ調整)
- イラン交渉が再び決裂すれば、先週の「停戦交渉決裂で株価に暗雲」の再現リスクも
- ドル円が120日移動平均(156.6円)を下回ると、円高加速→輸出株売り圧力
- 今週は4月決算発表シーズンの序盤。企業が原油高を背景に慎重な利益予想を出す可能性
投資ラボ編集部の見解
メインシナリオは「強気」。中東リスクの最悪期は脱し、米国株は歴史的高値圏、AIテーマは再加速しています。ただし、59,000円台後半〜60,000円は大きな節目であり、短期的な利益確定売りが出やすいゾーンでもあります。
短期トレーダーは59,000円台での押し目買い+60,000円台でのポジション縮小を意識。中長期投資家はAI・半導体テーマと高配当・割安バリュー銘柄の二刀流で、ポジションを維持する戦略が有効と考えます。
今週の注目イベントは以下の通りです:
- 4/21(火):バトンズ(554A)IPO、決算発表シーズン序盤
- 4/22(水):SQUEEZE(558A)IPO
- 今週通じ:米イラン和平交渉の行方、原油価格動向、ドル円の方向感
いずれにせよ、イラン情勢次第でマーケットが大きく動く一週間になりそうです。ポジション管理と情報収集を怠らないようにしましょう。
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※本記事は投資ラボ編集部による情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。記事中のデータは2026年4月20日終値(日本市場)、4月17日終値(米国市場)、4月18日夜間取引の情報に基づいています。最新の情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。記事内のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれます。

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