2026年4月27日(月)配信|投資ラボ編集部
おはようございます、投資ラボ編集部です。4月最終週がスタートしました。先週は日経平均が一時6万円の大台を突破し、終値ベースでも59,716円と史上最高値を更新するという歴史的な1週間でした。GW(ゴールデンウィーク)に入りますが、今週は日銀金融政策決定会合と米FOMCというビッグイベントが控えています。本日は先週末時点の最新マーケットデータと、今週の注目ポイントを徹底解説します。
📊 主要マーケット指標(4月24日終値ベース)
先週は日経平均が週間+1,240円と大幅上昇。23日には取引時間中に60,014円をマークし、史上初の6万円台に到達しました。ドル円は159円台後半で160円の攻防が続き、ビットコインは77,695ドル(約1,240万円)と月間で13%を超える上昇を記録しています。
| 指標 | 最新値 | 前日比 | 週間騰落 |
|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 59,716.18円 | +575.95円(+0.97%) | +1,240円(+2.12%) |
| TOPIX | 3,716.59 | +0.21(+0.01%) | 年初来高値圏 |
| ドル/円 | 159.84円 | +0.44円(円安) | 159円台レンジ |
| ビットコイン | $77,695(約1,240万円) | +0.25% | 月間+13.71% |
※日経平均・TOPIXは4/24終値。ドル円は4/24仲値(伊予銀行公表)。BTCは4/25時点(Investing.com)。
🔥 先週の注目ニュース3選
① 日経平均が史上初の「6万円台」に到達(4/23)
4月23日の取引時間中、日経平均は60,014円まで上昇し、史上初となる6万円台に到達しました。AI半導体セクターへの旺盛な買いに加え、イラン停戦交渉進展への期待感が重なり、リスクオンムードが加速しました。
ただし引けにかけては利益確定売りに押され、終値は59,140円と前日比446円安で引けました。「6万円の壁」を明確に突破するには、今週以降の決算内容や金融政策の方向感が問われます。
翌24日には再び買いが入り、終値59,716円で終値ベースの史上最高値を更新。ロイターによると、AI・半導体関連銘柄への物色が集中する一方で、プライム市場全体では値下がり銘柄数が多く、「物色に偏り」があるとの指摘もあります。
② 米インテルが強気な売上見通し → 半導体株が過去最高値(4/24)
米半導体大手インテル(INTC)が2026年第1四半期決算を発表し、強気な売上高見通しを提示したことで株価が23%超急騰。この流れを受け、米半導体株指数(SOX)が過去最高値を更新しました。
東京市場でもAI・半導体関連が買いを集め、アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)、イビデン(4062)が軒並み上昇。TSMCの2026年1-3月期売上高が前年比35%増の過去最高を記録したことも、セクター全体の追い風となっています。
Gartnerによると、2026年の半導体市場は前年比63.9%増の1兆3,200億ドル規模に拡大する見込みです。ただし「成長の実態は出荷数量の増加ではなく値上がり」との指摘もあり、今後の業績の「質」が問われるフェーズに入りつつあります。
③ ドル円159円台、160円大台の攻防激化
ドル円は週を通じて159円台前半〜後半で推移し、2024年7月以来の高値水準である160円に接近しています。24日のNY市場では原油高を受けて一時159.84円まで上昇しました。
片山財務相が「為替介入についてわれわれにフリーハンドがある」と発言しており、介入警戒感が上値を抑制。一方で、日米金利差の拡大と原油高による経常収支の悪化が円安圧力を強めています。
外為どっとコムのレポートでは、来週は日銀会合(4/28-29)とFOMC(4/28-29)という日米の金融政策イベントが同時進行するため、ボラティリティが高まることが予想されています。日銀が利上げ示唆なら円高、据え置きなら160円突破のリスクが高まります。
🏭 セクター動向:先週の業種別パフォーマンス
先週(4/20〜24)は、AI・半導体関連が突出した強さを見せた一方で、内需系は伸び悩むという二極化が鮮明になりました。
| セクター | 週間騰落 | コメント |
|---|---|---|
| 🟢 半導体・電子部品 | +4〜8% | Intel好決算、TSMC高成長で全面高 |
| 🟢 電気機器 | +2〜4% | AI関連の設備投資需要が追い風 |
| 🟢 情報通信 | +1〜3% | データセンター需要でクラウド関連が堅調 |
| 🟡 銀行・金融 | ±0〜1% | 日銀会合待ちで様子見ムード |
| 🟡 自動車 | ±0%前後 | 円安メリットも為替介入リスクで上値重い |
| 🔴 不動産・建設 | −1〜2% | 金利上昇懸念で利益確定売り |
| 🔴 小売・食品 | −1%前後 | 内需ディフェンシブから資金流出 |
注目すべきは、日経平均が史上最高値を更新する中でも、プライム市場の値下がり銘柄数が値上がりを上回る場面があったことです。指数を牽引しているのは一部のAI・半導体大型株に限られており、「指数の上昇≠全体の好調」という構図が続いています。
🎯 今週の注目銘柄3選
❶ アドバンテスト(6857)|AI半導体テストの絶対王者
直近株価:27,900円(4/22時点)
注目理由:生成AI向け半導体の検査需要が爆発的に拡大中。NVIDIA向けGPUテスターで圧倒的なシェアを持ち、2027年3月期は業績上方修正が予想されています。楽天証券は目標株価を13,500円に引き上げ済み(株式分割調整後ベースで27,000円相当)。今週は本決算発表が控えており、ガイダンス次第ではさらなる上昇余地があります。
⚠️ リスク:AI半導体需要の減速懸念。2027年以降の不透明感を指摘するアナリストもおり、高値圏での決算発表はボラティリティが高まりやすい。
❷ レーザーテック(6920)|EUV検査で世界唯一のシェア100%
直近株価:39,000円台(4月上旬時点)
注目理由:最先端のEUV(極端紫外線)露光用マスク欠陥検査装置で世界シェア100%を誇る唯一無二の企業。先端半導体の微細化が進む限り、需要は拡大し続けます。2024年のスコーピオン・キャピタルによる空売りレポートで一時株価が急落しましたが、新製品の投入が進み最高値に迫る回復を見せています。
⚠️ リスク:受注のタイミング依存が大きく、四半期ベースの業績ブレが大きい。株価の振れ幅も大型株の中では突出して高い。
❸ 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)|日銀利上げの恩恵銘柄
直近株価:高値圏
注目理由:今週の日銀金融政策決定会合(4/28-29)が最大の注目イベント。市場では「今回は据え置き」との見方が多いものの、利上げへの地ならし発言があれば、メガバンク株は利ザヤ拡大期待で上昇余地あり。銀行セクター全体が先週は「様子見」だった分、日銀の結果次第で大きく動く可能性があります。
⚠️ リスク:据え置きの場合は短期的な失望売り。また円高に振れた場合、輸出株からの資金シフトで恩恵を受ける反面、全体相場の下落に巻き込まれるリスクもあります。
🔮 今週の展望(4/27〜5/2)
今週の日経平均の予想レンジは58,000円〜61,500円(ダイヤモンドZAi調べ)。GW(ゴールデンウィーク)で売買が減少する中、以下のトリプルイベントが市場を左右します。
📅 今週の重要イベント
| 日付 | イベント | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 4/28(火) | 日銀金融政策決定会合(初日) | 利上げか据え置きか、声明文の表現に注目 |
| 4/28(火) | FOMC(初日) | パウエル議長の利下げへのスタンス |
| 4/29(水・祝) | 🇯🇵 昭和の日(東京市場休場) | 日銀結果発表・FOMC結果発表は同日 |
| 4/28-5/1 | 決算ラッシュ本格化 | アドバンテスト、トヨタ、NTT等 |
| 5/1(金) | 米雇用統計(4月分) | 労働市場の過熱or冷却がFRBスタンスに影響 |
📈 強気シナリオ(日経平均 60,000〜61,500円)
日銀が現状維持、FOMCが利下げ示唆、かつ国内決算が市場予想を上回れば、6万円台定着の可能性があります。半導体セクターの好業績が続けば、日経平均6万円超えは「通過点」となるでしょう。
📉 弱気シナリオ(日経平均 56,000〜58,000円)
日銀がサプライズ利上げ、もしくは為替介入が実施された場合、円高方向への急変動が起き、輸出株・半導体株を中心に急落するリスクがあります。イラン情勢の再緊迫化も引き続きリスク要因です。
💡 投資ラボ編集部の見解
メインシナリオは「高値圏でのもみ合い、6万円前後」と見ています。GWの薄商いの中でイベントリスクが集中するため、ポジションの取りすぎには注意が必要です。ただし、2026年末の日経平均目標は野村證券が60,000円に上方修正しており、中期的なトレンドは上向き。押し目があれば優良株を拾うチャンスと捉えたいところです。
特に注目したいのは半導体セクターの決算。アドバンテスト・東京エレクトロンの数字が良ければ、日経平均6万円定着への強力な材料となります。一方で、「物色の偏り」には要注意。個別銘柄選別の力が問われる相場です。
📱 ビットコイン・暗号資産マーケット
ビットコイン(BTC)は4月25日時点で77,695ドル(約1,240万円)。4月の月間騰落率は+13.71%と約1年ぶりの強さで、2025年5月につけた5年ぶりの最高値まであと0.5%に迫っています。
CoinMarketCapのデータでは、暗号資産市場全体の時価総額は416.61兆円。イーサリアム(ETH)は約37.3万円で堅調に推移しています。楽天ウォレットの2026年見通しでは、ビットコインのピーク予想は18万ドル(約2,800万円)、年末は9万ドル(約1,400万円)とされています。
短期的には80,000ドルの心理的節目を明確に突破できるかが焦点。突破すればフォロースルーの買いで一段高の可能性があります。
📝 まとめ:今週のキーポイント
- 日経平均は先週59,716円で史上最高値を更新。一時6万円台にも到達し、強気ムードが継続中
- AI・半導体関連が牽引役。Intel好決算、TSMC好業績が追い風だが、「物色の偏り」には注意
- ドル円は159円台後半。160円大台の攻防が続き、為替介入リスクも意識される水準
- ビットコインは77,695ドル。月間+13%の上昇で5年ぶり最高値に迫る
- 今週は日銀会合・FOMC・決算ラッシュの「トリプルイベント」。GWの薄商いの中でボラティリティに警戒
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※本記事は投資の推奨を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。掲載データは2026年4月25日時点の情報に基づいています。
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