投資ラボ編集部です。7月1日(火)朝のマーケットレポートをお届けします。前日(6月30日)の東京株式市場は日経平均が大幅続伸し、終値はついに70,062.32円と取引時間中の史上最高値圏で着地。為替はドル円が162.58円と円安基調を継続、ビットコインは9,513,417円付近で底堅く推移しています。本日は日米市場の方向感を左右する重要指標がいくつか控えており、注意深く動きを追う必要があります。
📈 本日の主要指標サマリー(7月1日朝時点)
| 指標 | 終値(直近) | 前日比 | 変動率 |
|---|---|---|---|
| 日経平均株価 | 70,062.32 円 | +594.21 | +0.86% |
| TOPIX | 4,852.16 | +38.74 | +0.80% |
| ドル/円 | 162.58 円 | +0.76 | +0.46% |
| ユーロ/円 | 185.68 円 | +0.74 | +0.40% |
| ビットコイン(円建) | 9,513,417 円 | +12,420 | +0.13% |
| ビットコイン(ドル建) | 58,533 USD | +86 | +0.15% |
前日の日経平均は高値70,667.00円・安値69,302.19円と1,300円超の値幅でしたが、結局終値は高値圏を維持しました。出来高は東証プライムで概算23億株とやや膨らみ気味。海外投資家の買い越し継続が依然として相場の主柱となっています。
🔥 注目ニュース3本
① AI半導体「アドバンテスト」が後工程テスタで再注目、機関投資家の買いが加速
前日、半導体テスタ最大手のアドバンテスト(6857)が反発上昇し、東証プライム値上がり率上位に食い込みました。米エヌビディアの新世代GPU向け後工程テスタの引き合いが想定を上回るとの観測が広がり、外資系証券が目標株価を引き上げたことが直接の手掛かり。半導体セクターは年初から累積で+38%と日経平均を大きくアウトパフォームしています。
投資ラボ編集部としては、半導体関連は「設備投資→歩留まり→在庫」サイクルの初期段階にあり、押し目買いスタンスを維持。ただし株価水準は決して安くないため、新規参入は分散・分割買いが原則です。
② 日銀短観で大企業製造業DIが+15、円安効果と業績上方修正期待が広がる
本日朝に発表された6月の日銀短観(業況判断DI)は、大企業製造業が+15と市場予想(+13)を上回って改善。輸出関連の自動車・電機が牽引役となりました。1ドル=162円台の円安水準は輸出企業の収益を押し上げ、第1四半期決算(7月下旬〜8月)での上方修正期待が一段と高まっています。
一方、非製造業DIは+33で前回比横ばい。観光・インバウンド関連は底堅いものの、人件費上昇と原材料高がジワジワ利益率を圧迫している点は留意が必要です。
③ ビットコインETFに連続流入、米SEC新議長の規制緩和スタンスが追い風
米国の現物ビットコインETFには6月だけで累計34億ドルの純流入があったと米ブルームバーグが報道。新SEC議長がデジタル資産を「成長セクター」と位置付ける発言を繰り返しており、機関投資家のリスク許容度が高まっています。BTC/円は950万円台を維持しており、過去最高値1,012万円(2026年5月)からの調整局面は底入れした可能性があります。
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🏭 セクター動向:勝ち組と負け組の二極化
前日東証プライム33業種で値上がりは27業種、値下がりは5業種と買い優勢の地合い。セクター別では以下の動きが目立ちました。
強かったセクター
- 電気機器(+1.72%):アドバンテスト・東京エレクトロン中心。AI関連テーマ継続。
- 機械(+1.45%):ファナック・SMCに買い。中国向け工作機械受注の底打ち観測。
- 銀行業(+1.21%):日銀の追加利上げ観測で三菱UFJ・三井住友がそろって年初来高値。
- 保険業(+1.08%):金利上昇メリットで第一生命HD・東京海上HDが堅調。
弱かったセクター
- 食料品(-0.42%):原料高による値上げ疲れが顕在化。明治HD・味の素に売り。
- 陸運業(-0.28%):燃料コスト懸念で日通HD・SGHDが軟調。
- 不動産業(-0.21%):長期金利上昇で三井不・住友不が利益確定売り。
セクター戦略としては、「半導体・AI+金融(銀行・保険)」のバーベル戦略が依然として有効。一方で内需ディフェンシブ(食品・電力)は当面アンダーパフォームが続く見込みです。
🎯 今日の注目銘柄3選(投資ラボ編集部選定)
① ソフトバンクグループ(9984)|AI投資の本命、押し目買いゾーン
株価:14,820円(前日比+1.8%)/時価総額:22.6兆円
編集部スタンス:強気・押し目買い
Armの好調な業績と、傘下投資先(OpenAI関連・Stripe・TikTok親会社など)の企業価値上昇が継続。本日はTOPIXの上昇に連れた買いが入りやすい局面。14,500円台が短期サポートで、ここを割り込まなければ15,500円台への戻りを試す可能性が高いと判断します。
② 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)|日銀利上げの最大受益銘柄
株価:2,184円(前日比+1.3%)/配当利回り:2.9%
編集部スタンス:中期強気・分割買い
日銀の追加利上げ(0.75%→1.0%)観測が再燃しており、貸出利ザヤ拡大による業績上方修正が射程内。配当性向40%目標に基づく増配余地もあり、長期保有でリターン期待。短期過熱感はあるため、2,100円割れの押し目があれば積極買いの好機となります。
③ レーザーテック(6920)|半導体EUVの再エース、ボラ大きく短期向け
株価:21,650円(前日比+2.4%)/PER:35倍
編集部スタンス:短期トレーディング向け
EUVマスク検査装置で世界シェア圧倒の独占企業。直近は空売り報告書の影響で乱高下していましたが、ASML・TSMCの設備投資ガイダンス上方修正で買い戻し圧力が継続。20,000円〜23,000円のレンジ内でのスイング狙いが有効です。長期保有派は決算前後(8月上旬)のボラ拡大に注意。
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本日の日経平均は70,062円と史上最高値圏。長期積立NISAで「乗り遅れた」と感じている人ほど、今こそ口座を開く価値があります。
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🌏 海外市場・為替動向
前日の米国市場ではS&P500が+0.42%、ナスダック総合が+0.58%と続伸。エヌビディア・マイクロソフトを中心に大型ハイテクが買われ、利下げ期待と業績期待の二本柱が引き続き相場を支えています。VIX指数は13.2と歴史的低位を維持しており、リスクオン地合いは継続。
為替市場はドル円が162.58円と心理的節目の163円を伺う動き。日米金利差は依然5%以上と大きく、円キャリートレードが活発化しています。ただし165円接近では政府・日銀による為替介入警戒が高まりやすく、ここからの上値追いは慎重姿勢が求められます。ユーロ円は185円台で堅調、豪ドル円も112円台と高値圏を維持しています。
原油(WTI)は1バレル82.4ドル付近、金は1オンス2,720ドルと過去最高値圏で推移。地政学リスクとインフレヘッジ需要が同時に金市場を押し上げています。
📅 本日のスケジュール・注目イベント
- 08:50 日銀短観(6月調査)→ 業況判断DI公表済み、大企業製造業+15
- 10:30 中国財新製造業PMI(6月)
- 15:00 日本 6月新車販売台数
- 15:30 欧州 6月HCOB製造業PMI(最終値)
- 22:45 米 6月S&P製造業PMI(確報値)
- 23:00 米 6月ISM製造業景況指数(市場予想:49.5)/米 5月雇用動態調査(JOLTS)
- 翌02:00 パウエルFRB議長講演(ECBフォーラム)
特に米ISM製造業景況指数とパウエル議長の発言には要注意。市場は「9月利下げ」織り込み度合いが約78%に上昇しており、ハト派的なメッセージが出れば米株・日本株の両方を押し上げる展開が想定されます。逆にタカ派的な発言が出た場合、ドル円が一段と上昇しドル買い・株売りの動きが出る可能性があります。
🔮 明日(7月2日)の相場展望
投資ラボ編集部の明日の日経平均予想レンジは「69,500円〜70,800円」。本日の米経済指標とパウエル議長講演の結果次第ですが、メインシナリオは「もみ合いから上値追い」と想定しています。テクニカル的には日経平均が25日移動平均線(67,400円)から上方乖離率約4%とやや過熱気味のため、70,500円〜71,000円のゾーンで利益確定売りが出やすい点には留意が必要です。
為替はドル円162.00〜163.30円のレンジを想定。介入警戒感がある中、一気に163円台後半に乗せる動きは限定的と見ています。仮想通貨はBTC/JPY 940万〜970万円のレンジで底堅さを試す展開でしょう。
💡 投資ラボ編集部のメッセージ
日経平均7万円目前という、過去誰も経験したことのないステージに我々はいます。「高すぎて買えない」と感じる個人投資家が多いのは事実ですが、過去のデータを振り返ると「歴史的高値圏でも、適切な分散と長期積立を続けた投資家はリターンを確保してきた」という事実があります。
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※本記事は2026年7月1日朝時点の市場情報を基に投資ラボ編集部が作成しています。市場データは日本経済新聞・Yahoo!ファイナンス・bitFlyer等の公開情報を参照。記載銘柄・サービスは投資推奨を目的とするものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

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